七五三

今日はどうやら七五三のようである。

 

この日に決まった理由も諸説あるようだが、数字好きとしては眉唾ものであることを承知の上で、7+5+3=15で15日になった説を支持したい。

 

さて、この3つの数字はすべて素数であるが、素数の世界ではこの3つの並びは非常に貴重である。というのも、(3,5,7)のように差が2である3つの素数の組はこの1組だけである。(差が2である3つの整数の中には、必ず3の倍数が1つ含まれる。そのため、3のみが、3の倍数でかつ素数なのでこの組み合わせ以外にはない。)

 

ちなみに、差が2の2つの素数の組は双子素数といわれ、(3,5)(5,7)(11,13)…と無数に存在すると言われているがまだ証明されていないらしい。

 

同様に差が4の2つの素数の組をいとこ素数、(3,7)(7,11)(13,17)…

差が6の2つの素数の組を(5,11)(7,13)(11,17)…

差が2,4(4,2)の3つの素数の組を3つ子素数、(5,7,11)(7,11,13)…

 

などと名前をつけており、世の数学者は数遊びをしている。

また、楽しからずや。