三角定規の秘密
全国統一小学生テストの6年生の問題をみていると
おもしろい問題があったので、紹介する前に。
こちらを。
小学校でつかう三角定規。
大人になってこの秘密に気づいた。
(まわりの大人は誰も教えてくれなかったんだよなぁ)
三角定規の三角形はどんな形でもいいわけではなく、ちゃんとした理由がある。
それはどちらも、もともとの決まった図形があってそれをもとに作られている。
名前のついた、対称性の高い図形。
正三角形と正方形である。
正三角形を半分に切ると30度、60度、90度の直角三角形が、
正方形を半分に切ると45度、45度、90度の直角三角形ができる。
実際に手元にある三角定規はすでに半分になっているため、同じものを2つ用意すれば、このことを確かめることができる。
手元に三角定規を2セット買ってもらいたい。
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こちらは、正方形の辺が2つとも残るために二等辺に、
1つの角はそのままのこるため90度
残り2つの角は直角の半分になるため45度ができるんだ。
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また、もう一つの三角定規。
上の図で下にかいた辺はもとの正三角形の辺の半分になるため、
一番長い辺(直角三角形の斜辺)と一番短い辺の長さの関係は2倍に、
1つの角は正三角形がそのまま残るため60度
1つは半分になるため30度
もう一つ新しくできる角は一直線180度の半分で90度ができるんだ。
うまくできているんだね。